中国自然資源部は24日、「2024年中国海洋経済統計コミュニケ」を発表しました。同コミュニケによると、中国の24年の海洋経済は力強い発展の勢いを示し、その規模は初めて10兆元の大台を突破して、前年比5．9％増の10兆5438億元（約218兆円）となり、国民経済の成長を0．4ポイント押し上げました。

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中でも、海洋サービス業が経済の発展や新たな質の生産力の育成の加速に寄与した点が注目されます。

コミュニケによると、24年の海洋サービス業の付加価値は海洋関連の総生産額の59．6％を占める6兆2849億元（約130兆円）で、海洋経済の成長を3．6ポイント押し上げ、前年よりも0．1ポイント上昇しています。海洋観光市場は引き続き盛り上がりを見せており、クルーズ船観光の高い人気に下支えされ、海洋観光業は通年で前年比9．2％増となる1兆6135億元（約33兆円）の付加価値を達成しました。さらに、海洋新興産業の付加価値は前年比7．2％増加し、成長率は海洋関連の総生産額を1．3ポイント上回っています。（提供/CRI）