深センの企業、従業員が勤務時間中にトイレに行く回数と時間を制限―中国メディア

Record China    2025年2月27日(木) 0時0分

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中国メディアの澎湃新聞によると、中国広東省深セン市にある企業を辞めて間もないという男性から情報が寄せられた。資料写真。

中国メディアの澎湃新聞によると、中国広東省深セン市にある企業を辞めて間もないという男性から情報が寄せられた。

男性によると、男性が勤めていた工場は、労働者が勤務時間中にトイレに行く回数について、「4時間に2回まで」「1回につき7分を超えてはならない」「同時にトイレに行くことができるのは2人まで」と厳しく制限していた。

またトイレに行く労働者に持ち場を離れることを証明する「離崗証」を携帯させ、次にトイレに行く労働者は、トイレから戻った労働者から「離崗証」を受け取って初めて行くことができるというルールもあった。

男性はこうしたルールを受け入れられず、入職して1週間で辞めた。

企業の担当者は取材に対し、「そのような不適切なルールを設けている部門があれば、直ちに是正する」と回答した。

澎湃新聞は弁護士の話として「トイレに行く回数と時間を制限することは、非人道的であり違法でもある。労働法および労働契約法の関連規定によると、労働者はトイレの使用の便宜を含む労働安全衛生保護を受ける権利を有する。企業が従業員のトイレ使用回数や時間を制限することは、従業員の人格権を侵害し、法律に違反し、無効行為に属する。企業は従業員の生理的需要を尊重し、従業員の合法的権益を保障すべきだ」と伝えた。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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