Record China 2025年2月26日(水) 15時0分
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中国・安徽省銅陵市の銅陵職業技術学院の教室の机の中に頭部が切り離された猫の死体が入れられていた事件について、警察が「猫は他の猫にかまれて死亡した」と発表し、物議を醸している。
中国・安徽省銅陵市の銅陵職業技術学院(専門学校)の教室の机の中に頭部が切り離された猫の死体が入れられていた事件について、警察が「猫は他の猫にかまれて死亡した」と発表し、物議を醸している。
報道によると、先日、あるネットユーザーが教室の机の中に頭部が切り離された猫の死体が入れられていたとして、実際に机の中に猫の死体が入れられている写真や動画をアップ。これらはネット上で拡散した。
同学院の卒業生だという人物は「後輩たちから事件について聞いた。彼らが先週末に発見した。事件が発生したのは看護学科の教室で、ちょうど休みだったので目撃者はいなかったそうだ」と話した。
同学院の担当者は事件後、「この件については現在調査中で、現時点で人為的かどうかは分かっていない。公安当局もすでに捜査に介入している」と説明していた。
同卒業生は「動物虐待を防ぐために何かできることはないかと考えた。数日前から学生たちが学校に問い合わせを始め、私の友人たちも何度も学校に電話をした。私も電話をしたが、『人為的なものかどうか分からない』というあいまいな答えだった。学校はこの問題を真剣に受け止めるべきだと考えている」と語った。
その上で、「具体的な状況について、メディアにも調査してほしい。学校は最終的な結論を公表し、納得のいく説明をするべき」と主張した。
その後、中国メディア・華商報の記者が警察に問い合わせたところ、担当者は「監視カメラの映像を確認したが、人為的なものではなく、(猫は)別の猫にかまれて死亡していた。学生が関与したわけではない」と回答し、「事件としては扱わない」との方針を示したという。
ネットユーザーからは「迅速に対応した警察は素晴らしい」「警察の調査結果を信じる。この事件はこれで終わり。学生は安心して勉学に励め」といった声がある一方、「猫が猫をかんで頭と胴体を分離させた?よくそんなことが言えるな」「猫同士のけんかで首がもげた上、(猫によって)机の中に押し込まれたというのか?どういう知能してるんだ?」「猫同士のけんかで頭が切り離されることがあるのか?死んだ猫が自分で机の中に入っていったのか?それとも、けんかに勝った猫がくわえていって机の中に入れたのか?警察は本当に大したものだ(呆)」「潜在的な犯罪者をかばっているのではないか?監視カメラの映像を公開せよ!」などと指摘する声が多数寄せられている。
なお、同学院は26日にSNS公式アカウントにて状況説明と監視カメラの映像の一部を公開。22日午後11時30分から23日午前10時までの間に大人の猫が小猫をくわえてC104およびC204教室に出入りし、小猫をかみちぎる様子が映っていたと説明した。また、23日午前9時21分に自習のためC104教室を訪れた学生が、大人の猫が小猫をくわえている様子を目撃して写真を撮影し、そのまま教室を後にしたとしている。監視カメラには上記の説明通りの映像が記録されているが、机の中に猫の死体が押し込まれていた経緯については言及されていない。(翻訳・編集/北田)
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