中国義烏発ブランドが集団で海外進出へ、欧州での初店舗がベネチアに登場

CRI online    2025年2月26日(水) 14時50分

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浙江省義烏市のブランドは集団での海外進出に乗り出し、欧州での初店舗がイタリアのベネチアにオープンしました。写真は義烏市の国際商貿城で商品を選ぶ世界各地からの外国人バイヤー。

世界最大の日用雑貨の集散地・取引拠点である中国東部の浙江省義烏市のブランドはこのほど、集団での海外進出に乗り出し、欧州での初店舗がイタリアのベネチアにオープンしました。これは義烏発ブランド集合店舗の1号店が義烏市内の国際商貿城に2号店がケニアにオープンしたのに次ぐ、海外進出で果たした新たな成果です。

「義烏好貨(義烏の良品)」という義烏発ブランドの海外集合店舗には、義烏国際商貿城の出店店舗の中から厳選された100余りのブランド、計2000種類以上の商品が勢ぞろいし、集合店舗の形で海外進出を果たしました。今回ベネチアにオープンした欧州初店舗はイタリアの企業と提携しており、今後イタリア側がイタリア各都市での出店や運営を担当し、義烏側は商品の選定や調達、運搬、ブランドラッピングなどを担当します。

 

「義烏好貨」ブランド海外集合店舗の発案者である何犁紅さんは、「ここ1カ月で170件以上の電話があり、海外28カ国から加盟についての問い合わせが殺到した。海外のお客様はこのようなビジネスモデルに注目しており、自分たちが求めているものだと考えている」と紹介してくれました。

「義烏好貨」ブランド海外集合店舗は、義烏小商品城集団が主導し、海外市場への進出意欲のある義烏発ブランドを集めて、集団で海外進出に乗り出すビジネスモデルです。こうしたビジネスモデルは、中小企業や零細企業が海外進出する際にさらされるリスクを軽減し、リソースの制約を打ち破ることが可能です。義烏発ブランドの影響力が拡大するのに伴い、ますます多くの中国企業がこのようなモデルから新たなビジネスチャンスを見いだしています。

リビング用品工場直営店の責任者の朱偉さんは、「海外進出のビギナーとして、当初は海外については何も分からなかった。ブランド集合店舗に加入したおかげで、当社ブランドの市場拡大につながった」と述べました。

義烏市では現在、海外で展示、貿易、倉庫を一体化した複数箇所の倉庫型展示即売センターの建設を計画しており、今年から毎年5カ国でブランド集合店舗のグローバルプロモーションイベントを開催する予定です。(提供/CRI

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