CRI online 2025年2月26日(水) 16時30分
拡大
武夷山で34種の新種の生物が発見されました。写真は武夷山国立公園福建エリアで初めて発見されたノドジロヒヨドリ。
中国南東部の武夷山国立公園で3年余りにわたって行われた生物資源基礎調査がこのほど終了しました。調査範囲は武夷山国立公園の福建エリア全体をカバーし、植物、昆虫、大型菌類など34の新種が発見されたほか、近年新たに認識された生物種10種も見つかりました。
今回の調査対象には高等植物、陸生脊椎動物、両生類、微生物などが含まれています。34の新種の中には、5種類の新種の菌類が含まれています。また、調査の終了後も、専門家が新たに12種の新種の菌類を次々と発見し、発表しています。
鳥類は、環境の変化に非常に敏感であることから、生態系の指標種とされています。調査結果によると、武夷山国立公園福建エリアには310種の鳥類が生息しており、その種数は全国の4分の1近くを占めています。
3年以上にわたる調査の中で、研究者は計1132本の試料採取ライン、1215カ所の試料採集エリア、915カ所の試料採取地点を設置し、約800台の赤外線カメラを配置しました。調査では、ジュケイ、カラヤマドリ、マエガミホエジカ、ミミセンザンコウなどの国家一級保護野生動物、ヤマネコ、ツキノワグマ、マエガミジカ、チュウゴクカモシカ(Capricornis milneedwardsii)などの国家二級保護野生動物、さらには60種類の国家重点保護野生植物が確認されています。
武夷山国立公園福建エリアは中亜熱帯に位置しており、総面積は1000平方キロメートルを超え、四季がはっきりしていて、暖かく湿気も多く、多様な生態環境に恵まれているため、野生生物の生存、生息や繁殖に適した環境を提供しています。(提供/CRI)
Record China
2025/2/26
Record China
2025/2/26
Record China
2025/2/26
Record China
2025/2/25
Record Korea
2025/2/25
anomado
2025/2/25
ピックアップ
この記事のコメントを見る