「長相思」ヤン・ズーのインタビューが到着!「愛を渇望しているのに傷つくことが怖いヒロインに引かれた」

anomado    2025年2月27日(木) 19時30分

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中国の大ヒット時代劇「長相思」で小夭と玟小六を演じたヤン・ズーのインタビューが到着した。(c)Tencent Technology(Beijing)Co.,Ltd

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「これから先の恋」のヤン・ズー(楊紫)、「風起花抄(ふうきかしょう)~宮廷に咲く琉璃色の恋~」のジャン・ワンイー(張晩意)、「千紫万華(せんしばんか)~重紫(ちょうし)に捧ぐ不滅の愛~」のドン・ウェイ(鄧為)、「猟罪図鑑~見えない肖像画~」のタン・ジェンツー檀健次)、「黒豊(こくほう)と白夕(はくせき)~天下を守る恋人たち~」のワン・ホンイー(王弘毅)という最旬スターが豪華共演した中国の大ヒット時代劇長相思」がU-NEXTで独占先行配信されており、DVD-SET1~2&レンタルDVD Vol.1~16が好評リリース中だ。

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「長相思」は「宮廷女官 若曦(ジャクギ)」などで知られる桐華(トン・ホァ)の同名小説が原作で、桐華自身が脚本を手掛け、ドラマ化された。2023年夏にシーズン1が配信されムーブメントを巻き起こし、2024年夏のシーズン2配信直前には視聴予約数が900万を突破した。総再生回数40億回超えを記録、各種ランキングの上位を独占し、全62話の超大作が見事に完結した。

ヤン・ズーは前半では過酷な運命により男性医師として生きる異色の女性を、後半では本来の姿を取り戻したりんとした姫君を披露し、唯一無二のヒロイン像で魅了した。相手役を務めたのは、異なるカリスマ性を持ち合わせ、話題を集めた4人のイケメン俳優。ジャン・ワンイー、ドン・ウェイ、タン・ジェンツー、ワン・ホンイーがそれぞれの立場でヒロインを愛する姿はまさに「長相思」版F4。視聴者による推し選びが過熱し、SNSのフォロワー数が激増するなどスター俳優の仲間入りを果たした。

本作の配信とDVDリリースを記念して、小夭(しょうよう)/玟小六(びんしょうりく)役を演じた主演ヤン・ズーのインタビューが到着した。天才子役と呼ばれ、近年は「90后(90年代生まれ)4大女優」の1人としても名高いヤン・ズーが、男性医師と王姫という2役に挑戦し、新境地を見せた。インタビューでは役作りやヒロインに影響を与えた3人のイケメンキャラクターについて明かした。


■小夭はどんな人物ですか?

小夭は子供の頃から誰にも守られず、1人で生きてきました。多くの苦労や苦痛を味わい、男の姿をすることで身を守っていますが、内面はとても傷つきやすいんです。そんな彼女が、不幸な境遇にもすさんでいない塗山璟(とざんけい/ドン・ウェイ)の姿に自分の姿を見いだして同情を覚えるのです。彼女は紆余曲折を経て結局、王姫という身分に戻ることになります。とても複雑ですが裏表のない善良な人物です。

■過去に演じた役柄と特に違う点はありますか?

小夭はいろいろな欠点を抱えた人物であり、単純で無邪気な女の子ではありません。(物語の冒頭からすでに)多くの苦難を経験した状態で登場し、人間不信に陥っている状態です。だから、物乞いや不公平な事柄を目にしても、自分が生きることを優先するんです。(例えば行き倒れていた塗山璟を最初に発見した時のように)余計な手出しはせず、自分が悠々自適に長生きすることを目指しているんです。死にかけの物乞いを見て世界を知るわけではなく、自分もそちら側の人間だったのですから。

■この役のどこに引かれましたか?

複雑で演じがいがある役柄だから演じてみたいと思いました。脚本を読んで、この役を受けると決めました。一気に10話まで読んだのですが、先が知りたくて手が止まらなかったんです。でも、難しい役だと思いました。一つの性格で演じられる役ではありませんから。愛を渇望しているけれど傷つくことが怖い――役作りの際にはそういった部分を考えて細やかに表現したいと思いましたね。

■撮影現場の雰囲気はどうでしたか?

楽しい現場でした。みんな仲が良かったし、それぞれハマり役で演じていて楽しかったです。みんないい俳優ですし、全員原作を読んでいるから役の理解も深い。だから演じていても違和感がありませんでした。

■演技に満足できた場面は?

胸が痛くなるような悲痛な場面ですね。それから例えば葉十七(ようじゅうしち/ドン・ウェイ)との場面では心が温まるような場面や思いながらも別れる場面、相柳(そうりゅう/タン・ジェンツー)とは言葉にしない思いが交錯する場面など、どの場面も役に入り込んで演じきれたと思います。


■時代物での男装ですが、視聴者から男に見えないと言われる心配はありましたか?

その心配はありました。なのでスタッフと、眉の上や鼻を高くするなどの特殊メイクも検討したんです。でも表情が動かなくなるし、私はアレルギーがあるからうまくいかなくて、結局は素顔に近いメイクに落ち着きました。眉を少し太く、肌色を濃いめにして、自然な印象に。でも完全に男に見せるのは無理ですよね、女が演じているんですから。だから声やしぐさで男性らしさを見せて、できるかぎり少年っぽさを出したつもりです。

■過去の出演作でも泣きのシーンが特に評価されていますね。役で感情を動かす感覚とはどんなものですか?

私の演技というよりも、その場面の脚本と演出や撮影がいいのだと思います。私はただ、それを表現できると信じて演じるだけです。「長相思」では、たとえつなぎの場面でも全力で演じたつもりです。生きた人物を表現するために、自分の持てる力をすべて費やしました。


■恋を繰り広げる3人の男性は小夭をどう変えましたか?

塗山璟は小夭に初めて温もりを与えます。(塗山璟=葉十七が行き倒れていたとき)最初は助ける気はなかったのに、あんなにボロボロの姿になっても生きようとする彼の姿にかつての自分を見いだすのです。そして彼から温もりと愛を受け取ります。そして、王姫になる決心をさせたのは家族の情です。本当は清水鎮で自由に暮らしたいけど、瑲玹(そうげん/ジャン・ワンイー)のために争いの中に身を置くことになります。また、相柳は小夭に生き抜く術を教えます。3人はそれぞれ小夭に違う影響を与えるのです。


■玟小六と小夭、ヤン・ズーさんならどちらの立場を選びますか?

小夭の身分で小六の暮らし方がいいですね(笑)。小六もよくひどい目に遭っていたので悲惨ですが…。でも清水鎮で自由に暮らしたいですね。誰に対しても責任がないでしょう(笑)?王姫になれば責任や義務があり、格式に縛られて息が詰まりますから…。

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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