Record Korea 2025年2月27日(木) 6時0分
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26日、韓国日報によると、韓国の2024年の合計特殊出生率は0.75で、9年ぶりに前の年を上回った。資料写真。
2025年2月26日、韓国日報によると、韓国の24年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に生む子どもの数)は0.75で、9年ぶりに前の年を上回った。
韓国統計庁は同日、24年の合計特殊出生率が0.75で前年の0.72から0.03上昇したと発表した。合計特殊出生率が前年を上回るのは15年以来9年ぶりのこと。出生数は23万8300人で、前年より8300人(3.6%)増加した。
統計庁関係者は「30代前半の人口が大幅に増加したことや、コロナ禍に先延ばしになっていた婚姻が昨年から増え始めたこと、結婚に対する認識が肯定的に変化していることが影響を与えたとみられる」と説明したという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「ほっと一安心」「こんなにうれしいニュースはない。まだまだだけど、少しずつでも出生率が正常化することを願う」などの声が上がった。
一方で「0.75で喜んでいる現実が悲しい」「0.72が0.75になっても何も変わらない。いまだに新都市以外では子どもより犬が多い」「資源のない国では人的資本がとても重要なのに」「最近のテレビは1人暮らしを満喫する番組や離婚を控えた夫婦を取り上げる番組ばかりだけど、結婚して幸せに暮らす夫婦を紹介する番組も作るべき」「国際結婚が増えたおかげ。韓国人同士で結婚して出産した件数はむしろ減少した」「コロナ禍で結婚を先延ばしにしていた人が昨年結婚しただけで、一時的な現象に過ぎない。婚姻数を増やし続ける政策が必要だ」などと指摘する声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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