<競泳>中国・孫楊、出場停止期間の苦労を涙ながらに語るも、ネット民は同情せず

Record China    2025年2月26日(水) 22時0分

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中国の競泳選手・孫楊が出場停止期間中の苦労を語ったが、中国のネットユーザーからは批判的な声が相次いでいる。

中国の競泳選手・孫楊(スン・ヤン)が出場停止期間中の苦労を語ったが、中国のネットユーザーからは批判的な声が相次いでいる。

中国のSNS・微博(ウェイボー)のアカウント・新浪熱点は26日、孫のインタビューの切り抜き動画を掲載。孫は「過去4年間、風邪をひいて薬を飲むにも、自分で買わないといけなかった」と明かした。

また、「私のマッサージ師は母親が探してきた。足浴店(※街中にある主に足をマッサージする店)から探してきた。想像できるでしょうか?」とし、「4年間、多くの人は私が復活した瞬間しか目にしない」と涙をぬぐいながら吐露し、裏で大変な苦労があったことをにじませた。

しかし、中国のネットユーザーからは「ほとんどの人は風邪をひいたら自分で薬を買うものだが?」「私は庶民だけど、高くないお金で専門的なスポーツマッサージ師を探すのは難しくない。悲劇をアピールするな」との声や、「なぜそうなったのか、自分で分からないのか?」「何が原因で出場禁止になったのかは考えないの?」「大人は自分の衝動的な行いの結果に対して責任を取らなければならない」など、批判的な声が相次いだ。

ほかにも、「出場停止になったことを恥ずかしげもなく話すとはね」「検査員に暴力的な態度を取ったのは誰なのか」「暴力で検査に抵抗したことはいただけない」「本当に泣くのが好きだな」「泣き虫な彼もようやく自分で風邪薬を買うことを覚えました」など、皮肉めいたコメントも。

一方で、少数ながら「なぜ彼をおとしめるコメントばかりなんだ」「もし普通の人なら甘えていると思うけど、彼はトップアスリートだ。マッサージ師は普通の人では務まらないし、薬も適当に買って飲めばいいというものではない」など、擁護する声も見られた。

孫は2012年ロンドン五輪と16年リオデジャネイロ五輪で計3個の金メダルを獲得するなど中国のエースとして活躍していたが、18年9月のドーピング検査妨害を巡る裁判の末、21年に4年3カ月の出場停止処分(20年2月28日起算)を受けた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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