中国の貿易分野の主力を担う民間企業、2024年に達成した三つの「初めて」―中国メディア

人民網日本語版    2025年2月27日(木) 14時30分

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中国の民間企業は24年の輸出入額が前年比8.8%増の24兆3300億元に達し、中国の貿易総額に占める割合が55.5%にまで上昇した。写真は青島港。

中国税関総署によると、中国で2024年に貿易業を営むエンティティのうち、民間企業が6年連続で最大のエンティティの座をキープしたほか、三つの「初めて」を記録した。中国で貿易の主力を担う民間企業は同年の輸出入額が前年比8.8%増の24兆3300億元(約486兆6000億円)に達し、中国の貿易総額に占める割合が55.5%にまで上昇した。

三つの「初めて」を具体的に見ると、まず輸出入の実績がある民間企業の数が「初めて」60万社を突破して60万9000社に達し、貿易の発展に新たな力を引き続き注入した。

次に、中国のハイテク製品の分野において、民間企業が「初めて」最大の輸出入エンティティとなり、その輸出入額が前年比で12.6%増となり、中国の同類製品の輸出入総額に占める割合が3ポイント上昇して48.5%に達した。

三つ目に、中国の消費財の輸入において民間企業が占める割合が「初めて」50%の大台を超え、前年比で2.8ポイント上昇して51.3%に達した。中でも日用化学品や果物などにおける輸入品が占める割合が6割を超えた。

24年を全体的に見ると、民間企業、外資系企業、国有企業という貿易業を営む3大エンティティのアクティブ度が高まり続け、輸出入実績がある企業は過去最多の約70万社に達した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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