ハルビンの巨大雪だるまが解体、来シーズンまでしばしの別れ―中国

人民網日本語版    2025年2月27日(木) 13時30分

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黒竜江省ハルビン市道里区の音楽公園に設置されていたネット上で人気の巨大雪だるまが24日、解体された。

黒竜江省ハルビン市道里区の音楽公園に設置されていたネット上で人気の巨大雪だるまが24日、解体された。来シーズンまでしばしの別れとなった。新華社が伝えた。

パワーショベルの大きな音が鳴り響く解体現場では、高さ18メートルの巨大雪だるまの姿が少しずつ消えていった。別れを惜しむたくさんの市民や観光客がその様子をスマホで撮影していた。

赤い帽子をかぶり、赤いマフラーを首に巻き、まるまるとし、にっこり笑った「癒し系」のかわいい表情を浮かべた巨大雪だるまは、ウインターツーリズムがブームになるにつれて、ハルビンの冬季限定の風物詩となっている。5代目となった今年の雪だるまも観光客の間で大人気となった。今シーズンは、それを一目見ようと、70日間に数万人もの観光客が国内外からやって来た。

巨大雪だるまが作られるきっかけとなったのは、2019年に清掃作業員が除雪作業をした後に、気の向くまま高さ3メートルの雪だるまを作ってみたところ、ネット上で注目を集めたことだった。20年からは道里区政府のサポートの下、巨大雪だるまが音楽公園に設置されるようになり、ネット上で大人気となり、一度は行ってみたい観光スポットにもなっている。

ハルビン市では、氷のランタンアート遊園会が17日に閉園したほか、「世界最大の氷雪テーマパーク」であるハルビン氷雪大世界と「太陽島国際雪像芸術博覧会」が26日に閉園。市内を流れる川・松花江では、春の気配を感じさせる風が吹き始め、少しずつ日が長くなっており、ハルビンのアイス・スノーシーズンは間もなく幕を閉じることになりそうだ。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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