CRI online 2025年2月27日(木) 15時20分
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浙江省桐郷市の農場ではトマトやトウガラシなどナス科野菜の種苗の接ぎ木作業に全自動ロボットを試験的に導入しています。
中国東部浙江省桐郷市の農場ではこのほど、トマトやトウガラシなどナス科野菜の種苗の接ぎ木作業に全自動ロボットを試験的に導入しています。接ぎ木の生存率は99%に達しているとのことです。
桐郷市にある「デジタル種苗未来農場」では、ナス科野菜の接ぎ木ロボットが左右両側のアームを使って、トマトの苗を正確に挟み、回転テーブルの締め具に付けます。軸の回転に伴い、接ぎ木の台木となる左側のトマトの苗の先端が切り取られ、穂木(ほぎ)となる右側のトマトの苗の下端がくさび形に削られ、穂木と台木の切り口が素早く正確に接合され、わずか3秒で種苗作りの全工程が完了します。
同農場の責任者の李敬泉氏によると、ロボットが接ぎ木した種苗は品質が良く、比較的整っており、生存率が高いとのことです。また、ロボットは時間や空間の制限を受けず、連続した作業ができます。さらにこのロボットは、接ぎ木過程で病原菌の感染を回避し、種苗の品質を高めることができるとのことです。
このロボットは地元の農業科学技術会社が独自に開発したもので、ナス科野菜の接ぎ木において無人で正確な種苗作りを実現できます。接ぎ木のスピードは1時間当たり500~700本で、熟練工2人のスピードに相当します。現在はまだ試験段階にあり、改良を経て将来的には1時間2000本、1日当たり2万本以上に達する見込みです。(提供/CRI)
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