RCEP発効から3年、中国と加盟国間の貿易総額は累計792兆円

CRI online    2025年2月27日(木) 13時20分

拡大

RCEP発効から3年で中国と加盟国間の貿易総額は累計792兆円に達しました。写真は浙江省寧波市の舟山港。

今年は地域的な包括的経済連携(RCEP)協定が発効して3年目を迎えます。世界最大の参加人口、最大の経済貿易規模、最大の発展潜在力を有する自由貿易協定として、RCEPのルールは域内90%以上の商品が段階的にゼロ関税を実現するよう要求しており、域内の貿易自由化と経済一体化が大きく促進されるとみられています。

RCEP域内で最大の経済体として、中国はRCEPの質の高い実施を積極的に後押ししています。中国税関総署が発表した最新データによりますと、RCEP発効後の3年間に、中国と他のRCEP加盟国との累計貿易額は延べ38兆5700億元(約792兆1000億円)に上り、うち物品貿易の占める割合は30%以上を維持しています。2024年、中国の対RCEP加盟国の貿易総額は前年比4.5%増の13兆1600億元(約270兆6000億円)に達し、地域協力の活力が持続的に生かされているとみられています。

中国では目下、RCEP域内から輸入した腐敗しやすい速達貨物は到着後6時間以内、一般貨物は到着後48時間以内に通関できるようになっています。さらに、青島広州アモイ、大連など、ますます多くの中国の都市がRCEP加盟国との専用航路を新設しており、中国東部に位置する浙江省寧波市の舟山港では今月、マレーシアとの間にRCEP専用航路が開通しました。企業の物流コストが大幅に削減され、地域経済は効率的かつ協調的な新たな発展段階に向かって進んでいます。(提供/CRI

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

この記事のコメントを見る

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携