四足歩行ロボットが6万円台で買える日も近い?一般消費者向け時代が本格化

CRI online    2025年2月27日(木) 17時50分

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中国の宇樹科技の犬型四足歩行ロボットがついに一般消費者向けの価格帯に突入しようとしています。

中国の宇樹科技(ユニツリー・ロボティクス)の犬型四足歩行ロボットがついに一般消費者向けの価格帯に突入しようとしています。3000~4000元(約6万3000~8万4000円)程度にまで下がる見込みで、同社の責任者はこれにより本格的な消費者向け時代が到来すると述べています。

宇樹科技は2016年に設立された杭州を拠点とするロボット開発企業で、四足歩行ロボットや人型ロボットの開発・製造を手がけています。

同社はこれまで、四足歩行ロボットの価格を大幅に引き下げてきました。19年に発売された「Aliengo」は40万元(約840万円)でしたが、20年発売の「A1」は10万元(約210万円)以下、21年発売の「Go1」は1万6000元(約33万6000円)、そして23年発売の「Go2」は9997元(約21万円)と、着実に価格を下げてきました。

この価格引き下げの背景には、宇樹科技の極めて優れたコスト管理能力があります。同社は設計の最適化や産業チェーンの統合、自社開発による部品製造などを通じてコスト削減を実現しました。これにより、四足歩行ロボットの価格を一般消費者が手に入れやすい水準まで引き下げることが可能になりました。

宇樹科技の四足歩行ロボットは現在約1万元(約21万円)で買えるようになりましたが、一般消費者にはまだ少し高く感じられると同社の責任者は述べています。

しかし、今後3000~4000元まで価格が下がれば、四足歩行ロボットは本格的に消費者市場に浸透し、より多くの家庭で活用されることが期待されます。ロボットが私たちの生活に身近な存在となる日もそう遠くないでしょう。(提供/CRI

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