2025年第12回ワールドゲームズ（成都大会）のトーチ「竹夢」が27日午前、四川省成都市内で発表されました。ワールドゲームズでトーチが用いられるのは初めてです。

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「竹夢」は中国語の発音が似ている「遂夢（夢を追う）」の意味が込められています。デザイン面では古代蜀国文明、公園と都市、イノベーション、無限の変化などの理念に基づいており、造形や色彩、装飾模様など細部に至るまでワールドゲームズの理念を表現し、ワールドゲームズのスローガンである「ワールドゲームズで手を取り合い、夢に火をともそう」に呼応するものです。

「竹夢」は高さ72センチで、造形は三星堆遺跡で発見された青銅人像にインスピレーションを得て、さらに竹の節の形と融合させて、中華文明の長さを象徴し、スポーツ精神の永続をも象徴しています。また、トーチ上部の優雅に広がる2枚の竹の芽は、開放的で包摂的な中国の風格と成都市の友好の感情を世界に向けて示すものです。

トーチの色合いは緑色と銀色が基調です。緑色は成都大会がエコで低炭素の理念を貫くことを意味し、銀色はテクノロジーとイノベーションを意味します。

装飾模様のデザインには独特の工夫が施されており、中央にはエンブレムが目立つように刻まれ、さらに大会マスコットの蜀宝と錦仔の模様が生き生きと描かれています。

ワールドゲームズは五輪大会の種目には採用されていない競技を取り上げる、最高水準の国際競技大会です。成都市は中国大陸で初めてこの大会の誘致に成功した都市で、大会開催期間は8月7日から17日までです。（提供/CRI）