中国商務部の何亜東報道官は27日午後の定例記者会見で、「中日両国の経済は深く融合しており、2国間貿易は長年連続して3000億ドルを超えている。将来にはまだまだ大きな潜在力がある」と紹介しました。

何報道官はまた、「王文涛商務部長は18日に日本経済界訪中団と会談した。今回の訪中団は230人という規模で過去最大となり、日本の経済界が中国市場を重視し期待していることを十分に表している。会談に同席した日本の企業家は、中国経済の安定した成長は日本だけでなく東アジア、ひいては世界の経済発展にも益するものであると表明し、今後も対中協力を深め、日中関係の発展に経済面から貢献していく意向を示した」と説明しました。

何報道官はその上で、「日本の対中投資は累計で1300億ドルを超えた。双方は政策面の意思疎通を強化し、産業チェーンとサプライチェーンの安定を維持し、世界貿易機関（WTO）を中心とする多国間貿易体制を擁護し、地域・多国間協力を強化すべきである。両国の経済界が交流と相互訪問を拡大し、グリーン発展、医療・ヘルスケア、サービス貿易などの分野での協力を深め、中日経済貿易関係の健全かつ安定した発展に貢献することを期待している」と述べました。（提供/CRI）