2025年2月27日、中国メディアの瀟湘晨報は、韓国・済州（チェジュ）島で中国人の男2人が寺から骨壺を盗んだとして韓国警察から指名手配を受けていると報じた。

韓国警察の発表によると、済州島で現地時間24日午前1時ごろ、中国籍の男2人が寺院に侵入して骨壺6つを盗んだ。男らは犯行後に骨壺を約5キロ離れた2カ所に分けて隠し、同日午前のうちにカンボジアへ逃亡したほか、寺院に200万ドル（約3億円）を要求する脅迫動画を送ったという。

警察は2人が18日に済州島へ入り、事前に犯行現場となった寺院を下見していたことを突き止めており、計画的な犯行とみて捜査を進めている。なお、骨壺は約40人態勢で3日間捜索を行った結果、6つ全てを韓国国内で発見し、遺族に返還されたとのことだ。韓国警察は2人を特殊窃盗罪および人体遺骸取得罪の容疑で国際手配している。

この件について、中国のネットユーザーは「こんなことをするなんて信じられない」「何が目的でこんなことをしたんだろう」「徹底的な解明を望む」「新たな金もうけの方法か」「犯罪者には厳罰が必要」「自分の家族の骨壺が盗まれたら本当に悲しい」といった感想を残している。

また、「これは本当に中国人の行動なのか」「韓国がまた中国を批判している」「韓国がまた中国人を犯人に仕立て上げている」「（韓国側の）自作自演の可能性もあるぞ」など、懐疑的な見方をするユーザーも多く見られた。（編集・翻訳/川尻）