2014年9月29日、韓国・朝鮮日報は、仁川アジア大会で、雨に濡れた陸上トラックを大会組織員会が手配したボランティアスタッフ数十人が雑巾がけしたことについて、「21世紀に入って14年がたつというのに、組織委は20世紀の方法を用いた」と嘆いた。新華社が伝えた。

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陸上女子100メートル決勝が行われる直前の28日夕方、ボランティアスタッフらは一斉にトラック上にたまった雨水を雑巾で拭いた。

朝鮮日報は「出発点は良い。だが採用した方法に問題がある。寂しい光景だ」とし、「アジアで最も権威のある競技大会で雑巾が使われた。雨水処理用のローラーはネット上で簡単に見つかる。1台わずか100万ウォン（約10万円）だ。メーン競技場に4900億ウォン（約508億円）を投じたのに、100万ウォンをケチるとは」と嘆いた。（翻訳・編集/NY）