最後の言葉は「目が見えなくなった」=3歳女児、研修医の注射2時間後に急死―マレーシア

Record ASEAN    2025年3月2日(日) 16時0分

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28日、台湾メディア・中天新聞網は、マレーシアの病院で風邪の診察を受けた3歳の女児が、注射によって死亡する事故が発生したと報じた。

2025年2月28日、台湾メディア・中天新聞網は、マレーシアの病院で風邪の診察を受けた3歳の女児が、注射によって死亡する事故が発生したと報じた。

記事は、マレーシアで先日、3歳の女児が風邪を引いたため病院で診察を受けようとしたところ、研修医から何度も注射をされて2時間後に突然死したと紹介した。

華人系のインフルエンサーだという母親がインスタグラムで経緯を説明した内容によると、女児は病院で研修医から「体内の水分が足りない。血液検査のために薬を注射しなければならない」と言われ、麻酔なしで骨に薬剤の注射が行われた。注射を受けていた女児は震えて泣きながら「パパ、目が見えなくなったよ」と訴えていたという。

その後、女児が動かなくなったため医師は急いで強心剤を投与。女児の心拍数は突然180に上昇した後、停止した。40分間の心肺蘇生が行われたものの心拍が回復することなく女児は死亡した。医師は死因を「細菌感染」とだけ説明し、看護師とともにその場を立ち去ったとのことだ。

記事は、病院側が「もし不満なら解剖をする」と申し出があったものの、女児の両親は娘にこれ以上苦痛を味わわせたくないという思いから断ったと紹介。母親であるインフルエンサーがインスタグラム上で「病院を訴えたいが訴えることもできない」「責任逃れは病院の得意技」「午前7時に病院に行って、9時には死んでしまった。一つの命を何だと思っているのか」と書き込んでおり、ネットユーザーもその心の痛みを感じ取ったと伝えている。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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