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ファーウェイは深セン市内で26日、AI関連を深く研究し刷新を促進することを目的とする「ファーウェイクラウドAI深度研創会」と名づけたイベントを実施した。
華為技術(ファーウェイ)は深セン市内で26日、人工知能(AI)関連を深く研究し刷新を促進することを目的とする「ファーウェイクラウドAI深度研創会」と名づけたイベントを開催した。同イベントのテーマは「DeepThink on DeepSeek(ディープシンク・オン・ディープシーク、ディープシークを活用した深い思考)」で、ファーウェイ関係者以外にも多くの企業の技術責任者や現場の開発者が集まり、DeepSeek(ディープシーク)などのAI技術と自社での応用について意見を自由に交換し、深い議論を行った。
イベントでは、招商信諾人寿保険情報技術部の張琦総経理、天虹霊智数科製品の張斌鶴総経理、斉心集団の斌平最高技術責任者(CTO)らが、それぞれの企業におけるAIアプリケーションの実践について説明した。ファーウェイ側からも関連各分の専門家が出席し、また、硅基流動(シリコンフロー)や北京合力億捷科技などのファーウェイのパートナーは、DeepSeekとファーウェイのクラウドコンピューティングサービスの昇騰クラウドの深い融合やインテリジェントカスタマーサービスでの応用について紹介した。
ファーウェイ関係者は同イベントで、AIの発展は「独奏」ではなく「大合唱」だと表明し、多くの企業の「オープンな共有」に感謝の意を表明した。また、オープンソースによる協力とアジャイル開発(短い周期で迅速なフィードバックを繰り返しつつ進める開発)がDeepSeekの中核的な特徴であり、深セン市で定着した「市場駆動型のイノベーション」によく合致していると指摘した。ファーウェイクラウドは、DeepSeekのオープンソース版への適応と公開を早期に実現し、他社の迅速かつ簡便な導入を支援し、モデルの運用に弾力的で十分な演算能力を提供しているという。
ファーウェイクラウドはシリコンフローの協力を得てAI大規模モデルを導入したクラウドサービスプラットフォームを構築し、2月初旬に公開した。シリコンフローの共同創業者である楊攀氏は、多くのサービスや機能を一つのプラットフォームで提供するクラウドサービスであるMaaSクラウドサービスのモデル訓練、微調整、推論訓練などで性能を最適化し、コストを削減していった状況を紹介した。
ファーウェイクラウドのセキュリティーCTOは、自社のセキュリティー関連の実践を切り口に、オープンソース大規模AIモデル時代の企業のセキュリティー対策の枠組みや、システムセキュリティー、データセキュリティー、AI推論セキュリティーなどのモジュールの具体的な実現方法について語った。同社の品質およびプロセスIT部門の高級技術者は、ファーウェイにおけるIT大規模モデルの応用を通じて、DeepSeekが社内でどのように業務に応用されているかを詳しく説明した。ファーウェイクラウド中国地区AIソリューション部門長の張東生氏は、情報化からデジタル化、そしてインテリジェント化への歴史的段階を経て大規模AIモデル導入に至った業界の、現在の五つの重要な課題を整理し、シナリオ駆動、アーキテクチャー優先、内在能力強化の三つの要点を提示した。これらの説明は、出席者の深い思索を促した。(翻訳・編集/如月隼人)
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