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27日、韓国メディア・韓国経済は「グローバル市場のトップを走っていた韓国のテレビが『コスパ』を前面に打ち出した中国メーカーに1位の座を明け渡した」と伝えた。
2025年2月27日、韓国メディア・韓国経済は「グローバル市場のトップを走っていた韓国のテレビが『コスパ』を前面に打ち出した中国メーカーに1位の座を明け渡した」と伝えた。
市場調査のカウンターポイントリサーチによると、昨年10~12月期の世界のテレビ出荷量は6100万台で、前年同期より2%増加した。通年の出荷量も2%増の2億3000万台だった。10~12月期の出荷量シェアはサムスン電子が16%でトップだった。ただ、2位のTCLが14%、ハイセンスが12%と、中国メーカーがすぐ後に迫っている。次いでLG電子が10%、シャオミが5%と続いた。中国3社のシェア合計は31%で、サムスン電子とLG電子のシェア合計(26%)を上回った。
プレミアムモデルの出荷量は10~12月期が前年比51%増、通年で38%増加となった。しかし、サムスン電子のシェアは中国メーカーに押されて12ポイント下がり、29%にとどまった。LG電子も7ポイント下落の19%となっている。一方でシェア2位と4位のTCL、ハイセンスはそれぞれシェアを8ポイントと6ポイント伸ばし、20%と16%を記録している。
通年の出荷量でも、サムスン電子とLG電子は振るわなかった。市場調査のオムディアによると両社のシェア合計は28.4%で、TCL、ハイセンス、シャオミの合計(31.3%)を下回った。
売り上げベースで見ると、サムスン電子は全テレビ市場、LG電子は有機ELテレビ市場でトップだが、中国メーカーとの格差は狭まっている。昨年の売上高ベースシェアはサムスン電子、LG電子ともに落ち込み28.3%と16.1%にとどまった。一方、TCLは12.4%、ハイセンスは10.5%とシェアを伸ばしている。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「中国に追従する連中のせいだ。半導体技術を盗まれても何もできない」「韓国の主力産業は全て中国とかぶっている。結局、こんな日が来ることは、ほとんどの人が分かっていたのでは?」「価格競争力で負けてるんだからどうしようもないよ。テレビに先端機能なんてさほど必要ない。ちゃんと音がしてそれなりに画質がよければいいでしょ」「いや、高級化で勝負すべき」「これから韓国はどうやって食っていけばいいんだ?」「中国と出荷量で比較しちゃダメだろ」「愛国消費をしよう」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)
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