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香港の男性ミュージシャンのカリル・フォンが2月に他界したことが所属する音楽事務所の発表で明らかになった。
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香港の男性ミュージシャンのカリル・フォン(方大同)が2月に亡くなったことが明らかになった。
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カリル・フォンの音楽事務所「賦音楽」が1日、フェイスブックにメッセージを投稿。41歳のカリル・フォンが2月21日に他界したことを明らかにし、「穏やかにこの世を離れ、自らの使命と夢をつなぐため、新たな世界へと旅立ちました」とつづった。
ここ数日、「実力派男性アーティストが米国の病院で死去」との話題がネット上でささやかれていたが、「賦音楽」は米国で亡くなったことを否定し、カリル・フォンが5年間にわたって闘病生活を送り、常に積極的な態度で立ち向かっていたことを明らかにした。
ハワイで生まれ、上海や香港で育ったカリル・フォンは、プロドラマーの父親の影響で幼少時から音楽に親しみ、1980年代の米映画「ラ・バンバ」を見てミュージシャンを志した。2005年11月にファーストアルバム「Soulboy」でデビュー、R&B風の曲調が注目を浴びて瞬く間に人気歌手の仲間入りをし、「香港のジェイ・チョウ(周杰倫)」とも呼ばれた。「愛愛愛」「Love Song」「三人遊」などのヒット曲のほか、多数の歌手に楽曲を提供していることでも知られる。
24年秋に行ったライブ配信では「体力が回復したらコンサートツアーを開催したい」などの希望も語っていたが、この時はかなり痩せた印象だったことでファンを心配させていた。24年10月にリリースしたアルバム「夢想家 The Dreamer」が最後の作品となった。
香港メディアはカリル・フォンがここ数年、肺線維症のため闘病生活を送っており、香港養和医院で亡くなったと報じた。(Mathilda)
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