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中国の2024年のGDP1万元当たりのCO2排出量が3.4%低下した。
中国国家統計局が2月28日に発表した2024年国民経済・社会発展統計年報によると、速報値の計算では、同年の全国の国内総生産(GDP)1万元(約20万円)当たりの二酸化炭素(CO2)排出量は前年比3.4%減少した。新華社が伝えた。
24年にモニタリングを行った地級市(省と県の中間にある行政単位)以上の都市339カ所のうち、大気質が基準を満たした都市は65.5%、基準未達の都市は34.5%を占めた。国家地表水評価断面3641カ所のうち、水質が優良(I-III類)の断面の割合は90.4%、IV類は7.8%、V類は1.2%、劣V類は0.6%だった。
24年の水力発電、原子力発電、風力発電、太陽光発電などのクリーンエネルギーの発電量は前年比16.4%増の3兆7126億キロワット時(kWh)に達した。主要企業の単位当たりの総合エネルギー消費量は0.8%減少、単位当たりの合成アンモニア総合エネルギー消費量は1.2%減少、1トン当たりの鉄鋼消費量は0.1%減少、単位当たりの電解アルミニウム総合エネルギー消費量は0.2%減少した。また、1kWh当たりの火力発電における標準石炭消費量は0.2%減少した。速報値の計算では、原料用エネルギーと非化石エネルギーの消費量を差し引いた全国の単位GDP当たりのエネルギー消費量は同3.8%減少した。全国のCO2排出権取引市場における割り当てられたCO2排出枠の取引量は1億8900万トン、取引額は181億1000万元(約3622億円)だった。
同局の盛来運(ション・ライユン)副局長は、「日増しに強まる資源環境の制約に直面して、中国は炭素削減、汚染削減、緑化、成長を協同で推進し、CO2排出量ピークアウト・カーボンニュートラルを積極的かつ着実に推進し、発展方式のグリーントランスフォーメーションを加速させた結果、美しい中国の建設の成果が顕在化するようになり、質の高い発展におけるグリーンの基盤をさらに強化していく」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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