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4日、韓国・中央日報は「ソウル・漢江の河川敷に設置されている公共トイレのデザインが一新される」と伝えた。資料写真。
2025年3月4日、韓国・中央日報は「ソウル・漢江(ハンガン)の河川敷に設置されている公共トイレのデザインが一新される」と伝えた。
ソウル市はこのほど、公共トイレ101カ所のデザイン開発を進めると明らかにした。コロナ禍が明けて漢江を利用する人が増えたが、トイレの施設がやや劣るとの指摘が相次いだため。まず、現在は統一されていない施設デザインの標準を設ける方針だという。
市関係者によると、利用者の実態調査を行い、「清潔で安全、気軽に使いたいと思わせるトイレ」をデザインし、管理システムも構築することを目標とする。「公共トイレは、その都市の文化水準を反映する公共施設だけに、良いものを作れば都市の品格を高めることができる」としている。
記事は、日本が2020~23年に実施したプロジェクト「THE TOKYO TOILET」に言及。「渋谷区内に設置する公共トイレのデザインを世界的な建築家やデザイナーに任せるとうプロジェクトで、計17のトイレを新設し、世界中から注目を浴びた」「透明なトイレなど奇想天外なデザインのものもあり、『汚いくて怖い』という公共トイレの偏見を打ち破った」「渋谷のトイレを舞台とする映画『PERFECT DAYS』が生まれたほどだ」と説明している。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「また税金の無駄遣いか」「予算が有り余ってるようだな」「トイレなんて用が足せればいいんだから、くだらないことに金を使うな」「普遍的な施設はデザインの標準化、部品の共用化などで原価を抑え、維持補修しやすく持続可能にすることが何よりも大事だ」「一度に全部変えるのではなく、問題ない施設はそのままにして、壊れたりしているものから順次、新しくしていくべきだ。ちゃんと使えるトイレを『デザイン一新』のために取り壊すことはない。国民の血税で作ってるんだから」「デザインより清潔が第一でしょ」など、冷ややかなコメントが多数寄せられている。(翻訳・編集/麻江)
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