整形手術を生放送！？ネット上で議論勃発―広州市

2007年7月6日、先日、中国では整形をする公開番組『美麗新約』のイベントが広州で開催され、ネット上で議論が沸き起こっている。その中のネットユーザーには選手が全裸で手術を受けている様子を生放送で流すことに疑問を投げかけている人もいた。該当番組はグロテスクなものに対する興味本位で放送しているわけではないと釈明した。

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アメリカで大人気を博し、また議論を巻き起こした話題の整形番組『整形手術台（原題I want a famous face）』の中国版といわれる『美麗新約』。該当番組は重慶娯楽チャンネルで先週初オンエアで、本日午後9時45分から整形手術の場面を生放送するのだという。当番組についてはすでに一週間前にネットで議論が巻き起こっていた。

議論の争点は2つある。1つは、手術の生放送を、しかも裸体を放送していいのか？ということだ。番組計画によると、7月7日から8月18日までが手術状況生放送期間で、華美整形美容外科のたくさんのトップクラスの外科医、中国国内の著名心理カウンセラーらが14人の女性に全身整形手術を施すという。期間中は、カメラマンが彼女たちの一挙一動すべてをカメラに収めようと追いかける。

ネットユーザーたちは整形手術の生放送はグロテスクで不適切であると主張している。一方番組側は、血腥さや暴力を目的としているのではなく、美しくなりたい全女性たちに整形手術への不安を解消してもらうために放送するのだと主張する。2つ目の争点は、整形後に”PK戦”を行うが、外見を偏重していないかということだ。手術終了後、選手たちは三ヵ月の回復のため休養期間に入り、整形部分を落ち着かせる。14人の選手たちは7組に分かれて、最も美しく変身した人を選ぶPK戦が開催される。大会はトーナメント制で開催される。

これらの番組計画は外見の美しさのみを追及しているとして、批判は大きい。番組側は趣旨は外見上の問題によって人生をエンジョイできない女性に美しく生まれ変わるチャンスを提供することであり、整形後の休養期間は心理カウンセラーが選手たちをサポートすると話している。（翻訳/編集・YO）