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中国メディアの快科技は5日、BYDの「SEAL」がジャパンEVオブザイヤー2024でグランプリを獲得したこと、BYDからのグランプリ選出は前年の「DOLPHIN」に続いて2年連続であることを伝えた。
中国メディアの快科技は5日、中国電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)の「SEAL(シール)」が「ジャパンEVオブザイヤー2024」でグランプリを獲得したこと、BYDからのグランプリ選出は前年の「DOLPHIN(ドルフィン)」に続いて2年連続であることを伝えた。
ジャパンEVオブザイヤー2024は、日本国内で2023年10月から24年11月に発売されたEVの中から、一般投票とEV情報を発信するメディアの代表者やEV関連企業のキーパーソンなどのエバンジェリストによる投票で、24年を代表するEVを選出するもの。BYDのSEALが195ポイントでグランプリを獲得し、ホンダの「N-VAN e:」が182ポイント、ヒョンデの「IONIQ 5 N」が176ポイントでそれぞれ優秀賞を獲得した。
記事は、SEALがグランプリを獲得した理由について、その洗練されたデザインや、82.56kWhという大容量バッテリーを搭載し、AWDモデルでは0-100km/h加速3.8秒、RWDモデルでは5.9秒と動力性能が卓越していること、先進運転支援機能などがフル装備であることが、一般投票とエバンジェリスト投票で高く評価されたと紹介した。
BYDは23年に日本の乗用車市場に参入し、これまではEVのみを展開している。記事はBYDが今年、プラグインハイブリッド車(PHEV)を日本で初めて投入する計画だと報じられたことも紹介した。
BYDがジャパンEVオブザイヤーで2年連続グランプリを獲得したとの報道について、中国のネット上では「かっこいい外観と高性能が両立しているからね」「BYDは真の実力があれば名声はおのずとついてくることを再び証明した」「日本市場での高評価は高品質の証し」「BYD車は国貨之光(傑出した中国国産品のこと)」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/柳川)
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