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5日、韓国メディアによると、済州島とマニラをつなぐ路線を今年初めて就航させたチャーター機が、搭乗予定だった旅行客を置き去りにしたまま済州島に向けて出発するという驚きのハプニングが発生した。資料写真。
2025年3月5日、韓国・中央日報によると、済州島(韓国)とマニラ(フィリピン)をつなぐ路線を今年初めて就航させたチャーター機が、搭乗する予定だった旅行客を置き去りにしたまま済州島に向けて出発するという驚きのハプニングが発生した。
記事によると、3日午後4時30分(現地時間)にマニラから済州島に向けて出発する予定だったロイヤル・エア・フィリピンの航空機は、4時間も早い同午後0時30分に乗客を乗せずに出発した。これにより、先月28日から3泊4日で観光し、当該チャーター機に乗って済州島に帰る予定だった旅行客約170人が帰国できず、マニラに取り残された。旅行客のほとんどが済州島民だったという。
旅行客は旅行会社側が手配した代替便を利用し、5日に帰国した。
このハプニングは、済州地域の旅行会社と航空会社との間で意思疎通が円滑に行えなかったために発生したとみられている。済州地域の旅行会社は集客を担当し、旅行のスケジュールと航空会社との運航時間の調整はマニラ現地の旅行会社が担当していた。済州地域の旅行会社は、航空会社から提出を受けた航空機運航スケジュール表に合わせて動いたとの立場を示している。
済州地域の旅行会社関係者は「初めから帰国便の出発時間は現地時間午後4時30分で、航空便のチケットにも同じ時間が記載されていた」とし、「現在フィリピン現地の旅行会社と航空会社が詳しい経緯を調べている」と明かした。一方、航空会社側は「チャーター便の日程変更はなく、旅行会社側が時間を誤認していた」と説明したという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「信じられない」「旅行会社が現地時間を韓国時間と勘違いしたのでは」「何があったにせよ、乗客を1人も乗せずに飛行機だけ飛ばすなんて理解できない」「170人もの人が来なかったのに、確認もせず出発って…」「乗務員はいなかったのか?」「乗客が来なければ機長と乗務員で確認する。基本中の基本では?」「これがフィリピンスタイル?」「責任感のかけらもなく働いている証拠だ。おかしいと思って確認するべきだったのに、みんな知らんぷり」などの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本)
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