共演者の相次ぐ不祥事により、また出演作がこの世から消えることになったと、中国の俳優チェン・シュエドン（陳学冬）の不運がネット上で話題になった。

34歳のチェン・シュエドンは、韓国の芸能事務所での練習生を経て、2013年にスタートした人気シリーズ映画「小時代」でブレークした俳優。このほど台湾の俳優ダレン・ワン（王大陸）に配車サービス運転手への暴行による殺人未遂容疑が浮上したことで、共演作のリアリティー番組「看我的生活」も近くネット上から削除されると予想され、中国のSNS・微博（ウェイボー）では6日、「チェン・シュエドンの出演作がまた消える」が注目ランキングの上位に登場した。

チェン・シュエドンの出演作はこれまでにも次々と姿を消しており、「小時代」シリーズで共演した台湾の俳優コー・チェントン（柯震東）が大麻の陽性反応で逮捕されたことで同作がネットから消えることに。15年の「従天而降」は共演の女優リー・シャオルー（李小璐）に倫理問題が浮上し、16年の映画「爵跡 無道王朝伝説」はファン・ビンビン（范冰冰）が巨額脱税、クリス・ウー（呉亦凡）が強姦罪で世間を騒がせ、消滅することになった。

ドラマでは、16年の「解密」で共演したチャン・ジョーハン（張哲瀚）、17年の「夏至未至」で共演したジェン・シュアン（鄭爽）の不祥事によって作品が姿を消した。

また一つ出演作品が減るという話題には、「もらい事故ばかりで本当に気の毒」「狙ったように不運が舞い込む」「デビュー12年目にして代表作なし」「いまだに新人俳優」などといったコメントが集まっている。（Mathilda）