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6日、韓国・MBCが「韓国は働く女性にとって劣悪な国だという不名誉を払拭できていない」と伝えた。資料写真。
2025年3月6日、韓国・MBCが「韓国は働く女性にとって劣悪な国だという不名誉を払拭できていない」と伝えた。
英誌エコノミストが毎年3月8日の国際女性デーに際し発表する「ガラスの天井指数」で、韓国は調査対象のOECD加盟国29カ国のうち28位と評価された。韓国は昨年まで12年連続で最下位を記録してきたが、今年は1ランク上がった。今年の最下位は昨年28位だったトルコで、27位はやはり例年、最下位圏内に入る日本だった。
韓国は女性の労働参加率が男性より15.9ポイント低く、トルコ、イタリアに次いで男女間の格差が大きいと評価された。OECD加盟国の女性の平均賃金は依然として男性平均を11.4ポイント下回るが、韓国の男女間格差は29.3ポイントで最も大きかった。「韓国の女性が深刻な所得不平等に苦しめられていることを示している」と記事は強調している。
韓国の男性の有休育児休暇は29.2週で、日本に次いで2番目に長かった。しかし、エコノミストは「韓国も日本も、これを実際に使用する男性はほとんどいない」と指摘している。
今年の「ガラスの天井指数」1位はスウェーデンで、アイスランド、フィンランド、ノルウェーと続く。両性の平等、働く親を支援する政策を施行している北欧諸国が上位を占めている。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「これだから女性が結婚しないし出生率は奈落に落ちたんだよ。女性の人権、働く環境が変わらなければ、出生率も上がらない」「こういう統計を見ても、認めずにバレバレのうそをつく男たちがいる。淘汰(とうた)されるべきだ」「生産可能人口の半分を捨てている国に未来はない」などの声が寄せられている。
一方で、「差別だと文句を言わず能力を身につけなよ。仕事ができる人間なら採用されるさ」「女性の賃金が低いのは、育児による経歴の断絶や休職の影響が最も大きいのでは。父親が経済活動を、母親が育児を担うのは、夫婦双方が一部を犠牲にして合意した役割分担でしょ」「製造業、輸出で食べている国なのに、工学系を専攻せず技術も学ばなければ就職できなくて当然」といった反論も多く見られた。(翻訳・編集/麻江)
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