ワン・イーボー登頂の雪山に看板設置、ファンの聖地に―中国

華流    2025年3月9日(日) 9時0分

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ワン・イーボーが登頂に成功した雪山への観光客が増えている。

2025年3月7日、中国メディアの極目新聞によると、景勝地として有名な祁連山脈の「ガンシカ雪峰」の道路沿いに中国の人気俳優ワン・イーボー(王一博)がドキュメンタリー番組「探索新境」で登頂に成功した際の写真が大きな看板として立てられており、SNSなどで注目を集めている。

中国のネットユーザーがガンシカ雪峰へ遊びに出かけた時に、ワン・イーボーの雪山登頂成功時の写真がランドマークの看板として飾られているのを見つけ、SNSに写真を投稿したところ、多くのネットユーザーから反応があった。看板は雪峰へ向かう道路沿いに立てられており、24年6月1日にワン・イーボーがガンシカ雪峰の登頂に成功したことや「人生初の雪山を登れ」とのキャッチコピーが書かれていた。

ガンシカ雪峰一帯を管理する当局の関係者は、「ワン・イーボーは確かに24年6月1日に登頂に成功した。ネットで話題になっている看板を目当てにガンシカ雪峰を訪れる観光客は少なくない。ただし、観光客が雪山に登る場合は必ず安全に注意しなければいけない。現地のガイドを雇ったり、スポーツクラブで相応の訓練を受けてからでないと、ガンシカ雪峰を人生初の雪山として登頂することはできない」と話した。

青海省の門源回族自治県文体旅游広電局の関係者は、「ワン・イーボーの看板は24年6月にガンシカ雪峰登頂成功後すぐに現地で制作された。ワン・イーボーの登頂成功が観光客への集客効果につながっているのは確かだが、雪山に登るなら専門家の付き添いが必ず必要で、ガイドが雪山に登りたい観光客へ訓練を行うが、実際にはもう少し平坦なルートへ連れて行くことになるだろう」と述べた。(翻訳・編集/原邦之

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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