「日本は30年を失ったと言われるが実は…」投稿に反響=「そうだったのか」「みんな子どもを日本に」

Record China    2025年3月11日(火) 8時0分

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「日本は30年を失った」との言説に関して異を唱える投稿が、中国のSNS上で反響を呼んでいる。

「日本は30年を失った」との言説に関して異を唱える投稿が、中国のSNS上で反響を呼んでいる。

中国のSNS・微博(ウェイボー)で220万超のフォロワーを持つブロガーは10日、「よく『日本は30年を失った』と言う人がいる。だが実はこの説はごく一部の人の見方だ」とした。

そして、「彼ら(日本人)の(過去)30年は安定しており、なかなかに良い時期を過ごした。若者(大学生)の就職率は98~99%(注※2024年4月1日時点での大学生の就職率は98.1%)で、(中国の)北方人が好む留学先でもある」と論じた。

また、「東京の不動産は本当に値上がりしている」とも言及した上で、「日本が困っている問題といえば、地方の町や村の状況が悪化し、若者が(都市部に)流出していることだ」と指摘した。

中国のネットユーザーからは「そうだったのか」「私もずっとなぜ日本が30年失ったと言われるのか疑問だった」との声が上がった。また、「(日本の大学生の)就職率がすごい」「就職率が高いというのがポイント」「日本では働きたいと思えば仕事はいくらでもある。サービス業なんか手が足りなくて外国人留学生を雇っていることも多い」といった声も。

さらに、「近所の家の息子さんは今まさに日本に留学してる」「お隣さんの子は今東京に留学中で一向に帰ってこない」「ここ数年、周囲の親戚や友達はみんな子どもを日本に送り出している」「国内の大学生の就職は競争が激しすぎるからな」といったコメントも寄せられている。

このほか、「(田舎の過疎化は)われわれも大差ない」「私たちのところも基本的には状況は同じ。農村からだんだんと人がいなくなり、都市部の(仕事の)ポストはいくらもない」「日本の今日はわれわれの明日?」といった声や、「彼らは欧州と同じで基礎がしっかりしている。だが市場規模が小さいため、ここ数十年の新たな産業(のチャンス)をことごとく逃した。さらに、既存の産業には中国が続々と進出しており、(日本の)今後の衰退のスピードはこれまでとは比べものにならないものになる」と主張する声もみられた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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