美しいカメラワークも人気を支えた中国ドラマ「難哄」が、作品を担当したチュー・ヨウニン（瞿友寧）監督の最新作にも影響をもたらしている。

動画配信サービス・優酷（YOUKU）とNetflix（ネットフリックス）で配信の「難哄」は、バイ・ジンティン（白敬亭）とジャン・ルオナン（章若楠）が主演。2023年の人気ドラマ「ひそかな恋模様は、曇りのち晴れ（偷偷藏不住）」の姉妹作品で、台湾ドラマ「イタズラなKiss 〜惡作劇之吻〜」や「イタズラな恋愛白書」、中国ドラマ「Go！Go！シンデレラは片想い」などで知られるチュー・ヨウニン監督が担当した。

「難哄」ではカメラワークや小道具など細部へのこだわりも作品の人気を盛り上げ、主演のバイ・ジンティンも「自分がこんなにかっこいいと思ったことはなかった」と絶妙なカメラの効果を語った。作品を共同で担当したジャン・ルイチー（姜瑞智）監督も、使う小道具をはじめ、主演2人が同居する部屋のディテールに「夢のような現実」を求め、チュー・ヨウニン監督が検討を重ねたことを語っている。

過去に数々の台湾ドラマをヒットさせてきたチュー・ヨウニン監督だが、最新作の中国ラブロマンスドラマ「想把你和時間藏起来」では、主人公の文化財修復技術者にリー・シエン（李現）の名前が浮上し、「Go！Go！シンデレラは片想い」以来の再タッグが報じられた。「難哄」の成功に乗って、最新作にも期待が集まっている。（Mathilda）