「名探偵コナン」完結が見えない理由―中国メディア

Record China    2025年3月12日(水) 23時0分

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12日、中国のポータルサイト・捜狐に、「名探偵コナン」の原作者・青山剛昌氏の「物語を書ききることが目標」との発言に関する記事が掲載された。写真は名探偵コナン。

2025年3月12日、中国のポータルサイト・捜狐に、「名探偵コナン」の原作者・青山剛昌氏の「物語を書ききることが目標」との発言に関する記事が掲載された。

国民的超人気作品である「名探偵コナン」の原作者・青山氏はこのほど、24年度芸術選奨の贈呈式に出席。多くのファンや読者が最も関心を寄せている「『名探偵コナン』はいつ完結するのか?」という疑問について、「物語を書ききることが目標だが、まだまだかかりそうなので楽しんで」と回答した。

この発言について記事は、「あくまで参考程度に受け取るべきだろう」とし、「彼の発言や意向を見る限り、無期限で描き続けるつもりなのは明らかである。なぜなら『名探偵コナン』は莫大(ばくだい)な利益を生み出す作品であり、この連載を終わらせる理由がないのも事実だからだ」との見方を示した。

また、「これほど長く連載が続いているにもかかわらず、作中の物語の進行は実質的に『半年程度』しか経過していない。したがって、青山氏はそもそも完結について考えていないという可能性も高い。もはや『名探偵コナン』は、完結するかどうか自体が重要ではなくなっているのではないだろうか」と論じた。

さらに、「この状況を鑑みると『名探偵コナン』よりも『HUNTER×HUNTER』や『ONE PIECE(ワンピース)』のような有名作品が先に完結するだろうと感じる。というのも、『ONE PIECE』はすでに物語の後半に突入しており、『HUNTER×HUNTER』も事実上の結末が示唆されているからだ。たとえ原作者の冨樫義博氏が長期間の創作を続けられなくなったとしても、作品の結末はある程度見えているため、読者が不完全な終わり方に不満を持つことはないだろう。しかし『名探偵コナン』の場合は、結末までの道のりがあまりにも遠く、まだ終わりが見えないように感じる」と言及した。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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