初出店・初開催イベントが相次ぐ杭州、「初発表経済」の新たな舞台に―中国

人民網日本語版    2025年3月13日(木) 9時30分

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浙江省杭州市では「初発表経済」が活況を呈している。写真は杭州市に出店したタピオカミルクティーチェーン。

2025年の年明け以降、浙江省杭州市では「初発表経済」が活況を呈している。春晩(春節<旧正月>を祝う中国の国民的年越し番組)で話題となった「秧歌(ヤンコ)踊り人型ロボット」が初めてオンラインで発売されると、入手困難なほどの人気を博した。また、国際的な化粧品ブランドが西湖の畔で初のポップアップイベントを開催すると、若者達の「SNS映えスポット」になった。さらに、SNSなどで人気のタピオカミルクティーチェーンが杭州に初出店すると、注文するのにも2~3時間待たなければならないほどの盛況ぶりを見せた。

杭州は近年、初発表経済の発展に力を入れており、24年には初出店店舗を200以上誘致した。営業開始以来、数多くの初出店の店舗が大きな成功を収めた。

多くの国際ブランドがここ数年、世界市場向けの新製品発表や初出店店舗のオープン、グローバル本社設置の地として、上海や杭州といった長江デルタ地域の都市を選んでいる。中国の超巨大市場という優位性を背景に、初発表経済は各地で日増しに活況を呈し、市場消費をけん引する「成長エンジン」となっている。

杭州市上城区には湖浜、呉山、銭江新城という三つの人気商業エリアがあり、24年に初出店の旗艦店が85店舗がオープン。アルマーニ・フレグランスのアジア初展示やレゴサーキットの中国初展示などのイベントが100以上催された。

初発表経済がけん引する形で、24年の上城区の社会消費財小売総額は1085億4000万元(約2兆1708億円)に達し、杭州全体で2位となった。中でも上述した三つの人気商業エリアでは480億元(約9600億円)を突破した。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

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