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12日、韓国・ヘラルド経済は「中国シャオミの低中価格帯スマートフォン『POCO X7 Pro』がクーパンのライブコマースで完売に至らなかった」と伝えた。写真はPOCO X7 Pro。
2025年3月12日、韓国・ヘラルド経済は「中国シャオミ(Xiaomi)の低中価格帯スマートフォン『POCO X7 Pro』がクーパン(韓国の大手EC企業)のライブコマースで完売に至らなかった」とし、「前作の『POCO X6 Pro』は開始5分で完売したため期待値が高かったが、惨敗した」「中国の個人情報流出問題やサムスン電子のGalaxy Aシリーズとの比較による影響とみられる」などと伝えた。
記事によると、10日に1時間ほど行われたクーパンのライブコマースで、POCO X7 Proは当日分の在庫を売り切れなかった。POCO X7 Proは現在、シャオミの公式オンラインモール、ネイバー、クーパンなどで販売されている。
業界では、中国企業の個人情報流出問題が相次いでいることと、サムスン電子のGalaxy Aシリーズとの価格競争において大きなメリットがないことなどを原因として挙げている。POCO X7 Proは44万7500ウォン(約4万5637円)(クーパンワウ会員割引価格39万7500ウォン)で、Galaxy A35(44万90ウォン)と大きな差はない。
業界関係者は「シャオミの価格競争力が高いのは事実」としつつも「韓国の消費者はIT機器に敏感なため、製品の品質、アフターサービス、中国メーカーの認知度の低さ、使用者の個人情報保護に関する懸念などの問題を解消する必要がある」と指摘したという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「スマホにおいてコスパは重要でない。消耗品ではないから」「スマホの中の個人情報が漏れたら大変なことになる。通帳も金融資産もただ漏れ」「中国製デジタル機器とプラットフォームを避けて未来のリスクを予防するのがベスト」「メード・イン・チャイナを使わずに暮らすことはできないけど、中国メーカーは意識して避けよう」「中国のスマホを買うのは韓国在住の中国人だけでは?」など冷ややかな声が上がっている。
一方で「中国のスマホは好きではないが、韓国ではサムスン以外の低中価格帯スマホメーカーが全滅している状況。シャオミが良い製品を発売して競争してくれることは、消費者にとっては良いことだ」「シャオミはカメラが良い。正直、個人情報のイシューさえなければ使ってみたい」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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