兵役逃れの発覚などで注目を集めた台湾の俳優ダレン・ワン（王大陸）が13日、入隊のため台北市中正区にある台北駅に姿を見せた。

台湾メディアによると、駅に報道陣が詰め掛ける中、ダレン・ワンは青のニット帽に黒のマスク姿で午前9時前に現れた。入隊の心境を尋ねる質問に沈黙を保ち、発車が遅れたためホームに20分余り立って待つ場面もあったという。

現在33歳のダレン・ワンは先ごろ、兵役回避のブローカーに100万台湾ドル（約450万円）を支払い、心臓疾患の診断書を偽造していたことが発覚した。その後、3月13日に入隊すると報じられたが、配車サービスの運転手に対する殺人未遂容疑で移送される事態に世間は再び驚かされた。この件では保釈金500万台湾ドル（約2200万円）で保釈。海外への渡航や居住地に制限があるという。（翻訳・編集/野谷）