2014年9月30日、新浪体育は、仁川アジア大会の卓球女子団体決勝で、日本の福原愛が世界ランク2位の中国の丁寧（ディン・ニン）を破ったことを大々的に伝えた。

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福原は第1、第2セットを連取するが、第3セットは調子を取り戻した丁に3−11で奪われてしまう。第4セット序盤では0−7と丁に圧倒されるが、ここから9連続ポイントを獲得して一気に逆転。結局、15−13でこのセットを取り、世界ランク2位の丁から初めての勝利を挙げた。

試合後のインタビューでは「ゆっくり。後ろに下がってください。私がもう少し前に行きますので。いいですか？」と流ちょうな中国語で取材陣を整理する一幕も。福原は「一度も丁寧選手に勝ったことがなかったので、興奮しました。私たちが1−0でリードしたとき、中国チームはプレッシャーを感じると思ったのですが、彼女たちの実力はやはりすごかったです」と話した。

「なぜ丁に勝てたと思いますか」との質問には、「実力では絶対に勝てませんでした。今日、彼女（丁寧）はとても緊張していたようです。団体戦の初戦は重要ですから。私は昨日のシンガポール戦の第4試合で負けました。とてもつらくて、残念でした。だから、中国チームとの対戦では悔いの残らないようにプレーしたかったんです」と語った。

このインタビューに、中国のネットユーザーからは以下のようなコメントが寄せられている。

「愛ちゃんも勝って、中国も勝った。これって最高の結果じゃない？」

「試合前から、福原愛が勝つことを予想していた。見事に的中！ははは」

「福原愛の優れた攻撃と、丁寧の緊張状態からすれば妥当な結果」

「愛ちゃんが日本の首相になればいいのに」

「日中友好は君にかかってる！」

「福原愛が中国人と結婚する可能性はどのくらいあるかなあ？」

「謙遜するなよ。精神力だって実力の一部さ」

「福原愛は謙虚だな。勝っても礼儀を忘れない」

「福原愛は本当に人に好かれるタイプだ」

「愛ちゃんになら負けてもいいよ」

「謙虚で誠実な福原愛は、本物のスポーツ界のスター」

「福原愛は、接する人みんなをうれしくさせる」（翻訳・編集/TK）