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テスラは中国での販売台数が減少していることを受け、新型車投入による巻き返しを図っています。
米電気自動車(EV)大手テスラは中国での販売台数が5カ月連続で前年同月比で減少していることを受け、新型車投入による巻き返しを図っています。
テスラは2月末に中国で改良版「Model Y」の納車を開始しましたが、生産不足により上海の購入者は依然として納車待ちの状態です。上海工場での生産を強化し、早期納車を目指しています。
テスラは中国でのシェアを比亜迪(BYD)や小米(シャオミ)に奪われ、苦境に立たされています。新型のModel Yは短期的に販売を押し上げるとみられますが、長期的には厳しい状況が続く見込みです。
小米の初のEV「SU7」は試乗予約が殺到したのに対し、北京のテスラ店舗では来店客が少なく、試乗もすぐに可能となっています。また、新型Model Yは注文が20万件入りましたが、キャンセルも多いとみられています。テスラは2月26日、「頭金は返金可能」との表記を削除しました。
テスラの2月の中国販売台数は前年同月比49%減の3万688台でした。1月の6万3238台からも大幅に減少しており、春節の影響を受けた1月以上に低迷しています。一方、BYDは同161%増の31万8000台超で、テスラと販売台数の差がますます広がっています。
テスラの上海工場の出荷台数は2020年の量産開始以来、初めて減少しました。世界販売も24年は約179万台と伸び悩み、BYDとの差が縮まっています。BYDは24年に世界でEVを176万台販売し、ハイブリッド車を含めると425万台に達しています。(提供/CRI)
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