中国で春の花観賞が大人気、関連検索は前年の3.2倍

CRI online    2025年3月16日(日) 5時0分

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中国で春の観光市場が早めにシーズンに入り、花観賞関連の検索数は前年同期の3.2倍になりました。写真は南京の梅花山。

中国では、春になり気温が暖かくなるにつれて、梅、菜の花、桜などが次々と開花期を迎えました。花々が南から北へと咲きはじめ、各地で一斉に咲き誇る風景が現れています。観光会社によると、今年の春の観光市場は早めにシーズンに入り、観光会社の統計によると、花観賞関連の検索数は前年同期の3.2倍になりました。

中国観光研究院によると、「花を追う旅」に特に熱中しているのは30~40代で、旅行者数は全体の55%近くを占めました。居住している省内での周辺旅行が20%で、2泊以内の注文比率は60.6%だったとのことです。

人気の花観賞旅行先は北京、江蘇省の無錫と南京、浙江省杭州、雲南省麗江、チベット自治区ニンティ(林芝)などです。北京の春の旅行の注文は前年同期比114%増で、人気の花観賞の名所は頤和園、北海公園、玉淵潭などです。南京の春の旅行の注文は前年同期比20%上昇しました。面積が広く、景観が多様な中国南西部の観光地では、6~8日間の花観賞ツアーや8~12人の観光ツアーが人気を集めています。

中国で一番の梅の名所とされる南京の梅花山は今、多くの観光客を引き付けています。面積100ヘクタール余りに植えられた380種余りの3万5000本の梅は2~3月にかけて満開になります。

北京では、2025年北京明城壁第18回梅文化祭が梅の満開期に合わせて始まりました。北京最大の梅の名所の一つで、50品種以上1000本余りの梅が植えられており、梅の鑑賞会、写生会、撮影会、詩歌づくりなどのイベントが続々に行われる予定です。

また、多くの観光地では、ナイトツアーも始まりました。中国中部の古都・河南省開封市では、ナイトツアーの観光客が伝統的な民俗を紹介するショーを観賞しながら、詩を詠んだり謎解きをしたりして楽しんでいます。開封の鼓楼夜市は237軒の露店が出ているので、1500人以上が同時に食事できます。肉汁いっぱいの小籠包(肉まん)、羊肉炕馍(羊肉のハンバーガー)など、地元の特色ある美食が多くの観光客を魅了しています。(提供/CRI

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