中国国家鉄道局は14日、今年1～2月の全国の鉄道利用者数が過去最多を記録し、貨物輸送が秩序よく円滑に行われていると明らかにしました。

旅客輸送の面では、春節（旧正月）の帰省・Uターンラッシュに対応するための特別輸送態勢「春運」（今年は1月14日から2月22日までの40日間）期間中、大学生や出稼ぎ労働者、帰省客、観光客の移動が重なり、鉄道の利用者数は高い水準を維持しました。1～2月の鉄道利用者数は前年同期比6．4％増の延べ7億3800万人で、そのうち、高速鉄道の利用者数は全体の73．8％を占め、前年同期比5．9％増となる延べ5億4400万人でした。

貨物輸送では、1～2月の輸送量は同0．3％増の8億800万トンでした。品目別で見ると、コンテナが18．2％増の1億4600万トン、金属鉱石が9．3％増の9000万トン、鉱業・建設資材が58．4％増の1900万トンに上りました。

また、今年1～2月の全国の鉄道の固定資産投資額は同5．1％増の685億元（約1兆4100億円）に達し、鉄道建設は効率的に推進されているということです。（提供/CRI）