独研究所の中国人学生と指導教官、世界初の銀河系星間塵分布図と特性図を発表

CRI online    2025年3月16日(日) 7時0分

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ドイツの研究所の中国人学生と指導教官が世界初の銀河系星間塵分布図と特性図を発表しました。

ドイツのマックス・プランク研究所の博士課程の中国人学生の張翔宇さんとその指導教官であるグレゴリー・グリーン博士はこのほど、中国の郭守敬望遠鏡と欧州宇宙機関(ESA)のガイア空間望遠鏡のデータを利用して、世界初の億単位の数の恒星を対象にした、星間塵(せいかんじん)による星の光の吸収と散乱の特性を記述するデータベースを共同で構築し、全天範囲の銀河系の星間塵分布3次元図と特性図の作成に成功しました。

この研究成果は、星間塵による星の光の吸収と散乱に対する影響を理解する上で極めて重要で、天文学観測、銀河系の進化、宇宙学などの研究に新しい視点を提供するものです。この成果は、北京時間14日に国際学術誌の「サイエンス」に掲載されました。

星間塵は銀河系の重要な構成部分であり、その分布と性質は銀河系の構造や形成、進化を理解する上で重要な意義を持ちます。星の光に対する星間塵の吸収と散乱は観測天体の光度と色を変えるので、星間塵がもたらす影響を理解することは各研究を展開する上で重要とされます。銀河系における星間塵による星の光の吸収と散乱特性の3次元分布を描くことは、天文学分野の重要な挑戦とされてきました。(提供/CRI

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