日韓に生食文化、韓国人は「駆虫薬」を飲むのになぜ日本人は不要なのか―台湾メディア

Record Korea    2025年3月17日(月) 22時0分

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台湾メディアの三立新聞網は17日、台湾人作家の話として、「韓国人は半年に1度駆虫薬(虫下し)を飲むが、日本人は三つの理由からそれが不要だ」と報じた。

台湾メディアの三立新聞網は17日、台湾人作家の話として、「韓国人は半年に1度駆虫薬(虫下し)を飲むが、日本人は三つの理由からそれが不要だ」と報じた。

記事は、「日本人は刺し身を好んで食べ、韓国にもカンジャンケジャン(しょうゆ漬けの蟹)、ユッケ、生タコなどの生食文化がある。しかし、韓国人は習慣的に半年に1度『駆虫薬』を飲む。では、同じく生食を好む日本人がなぜ駆虫薬を必要としないのか?」と疑問を提起し、韓国旅行作家の王天中(ワン・ティエンジョン)氏のSNS投稿を紹介した。

王氏は先日、韓国の俳優クォン・サンウがレバ刺しの食べ過ぎで寄生虫に感染し「肺が白くなった」とのエピソードを披露したことに言及し、「肺への感染の原因は生の海産物にあることが多いと言われるが、生肉でも生の海産物でも、寄生虫が肺の病気の元凶であることに変わりはない」と指摘した。

その上で、「韓国を訪れると、生の牛レバーやモツ、生魚、生タコ、しょうゆ漬けのエビやカニなど、生食に触れる機会が多い」とし、「観光客が数日間韓国に滞在して食べる程度なら寄生虫感染の可能性は低いが、韓国に住んでいて頻繁に生食を口にしていると病気になる可能性がある。そのため、韓国人は半年に1度『駆虫薬』を飲む習慣があり、その効果は非常に高い」と説明した。

一方で、韓国人と同じように生の魚や肉を食べることもある日本人については、「日本では食材管理がより厳格であり、刺し身は厳しい検査を受けたり、マイナス20度の低温で冷凍してアニサキスを殺してから提供されたりすることが多い」と指摘。また、「日本では新鮮なものをすぐに食べることが多いが、韓国では醤油漬けにするなど低温で保存しておいてから食べることが多く、相対的に日本の方がリスクが低い」とも述べた。

さらに、「日本人は腸内健康により気を遣っており、みそ汁や納豆、発酵食品をよく摂取することで、腸内免疫を強化している。一方、韓国は長年にわたり定期的に腸を洗浄するという習慣があり、積極的に駆虫薬を服用している」と説明。「韓国で旅行や生活をしていて、生食を頻繁に摂取していることに不安を感じたら、駆虫薬を飲むのも一つの手段。基本的に成人で妊娠していなければ服用できるが、用法用量は必ず守り、寄生虫を殺すのと同時に自分を毒してしまわないようにしないといけない」と注意を呼び掛けた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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