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日本の電車内のありふれた光景に中国人が驚き、称賛の声を上げている。資料写真(小紅書の投稿写真とは別)。
日本の電車内のありふれた光景に中国人が驚き、称賛の声を上げている。
中国のSNS・小紅書(RED)に12日、「日本人の距離感」と題する投稿があった。投稿者は「写真を見て。早朝の電車内で撮影した」と記している。写真には電車の7人掛けのシートに乗客が4人、座席を一つずつ空けて座っている様子が写っている。また、同じ車内で別方向を写した写真でも同様に7人掛けのシートに4人が一つ飛ばしに座っている様子が写っている。
日本人にとっては違和感を覚える光景ではないが中国人にとっては珍しいようで、ネットユーザーからは「これいい」「素晴らしい」「社会恐怖症(コミュ障)にとっての天国だ」「境界感のない人にとっては奇妙に見えるだろうな」「うちの地元もこうなってくれたらなあ」「これは理想的すぎる」といった称賛の声が上がった。
また、「とても良いことだと思う。国内にはスペースがないのに無理やり詰めてくる境界感のない人間が多すぎる」「こういう距離感は本当に快適。日本では通勤ラッシュ時を除いてみんな人同士の距離に気を遣っている」「しかもマナーがしっかりしてる。みんな荷物を自分の膝の上か荷物棚に置いていて、隣の座席を占領していない」といった声も。
一方で、一部には「人が少ない時は中国も同じ(ように距離を取る)」とコメントするユーザーもいた。
日本と中国のパーソナルスペース(対人距離)の違いはたびたび話題になっており、日本ではエスカレーターに立つ場合もステップを1段空けて距離を取ることが多いが、中国では空けずに乗る人も少なくないことは、よく例として挙げられる。(翻訳・編集/北田)
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