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重慶の洞窟でパンダの頭蓋骨が発見された。
重慶市南川区の洞窟内で比較的完全な動物の頭蓋骨と複数の他の部位の骨が発見された。中国科学院古脊椎動物・古人類研究所の黄万波(ホアン・ワンボー)研究員が現地で鑑定を行った結果、その頭蓋骨と骨はパンダのものであることが確認された。新華社が伝えた。
現在生息しているジャイアントパンダは中国の四川省、陝西省、甘粛省の奥地にある山岳地帯にのみ分布している。これまで重慶地域ではパンダの異なる進化段階の化石や亜化石が発見されており、重慶が長期間にわたってパンダにとって適した生息地であったことを示している。
専門家は今後、頭蓋骨のDNA検査を行い、パンダの正確な年代と遺伝的系統を特定する予定だ。(提供/人民網日本語版・編集/SC)
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