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人型ロボットが連続後方宙返りを実現した。
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2月に人型ロボットが前方宙返りを披露する動画が話題になったが、その技がさらに進化した。北京のあるロボット開発チームが連続後方宙返りのできる人型ロボットを公開した。科技日報が伝えた。
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この身長1.3メートルしかない人型ロボットは「N2」と呼ばれ、複数回の連続後方宙返りという難易度の高い動きを実現した。
チームの技術責任者の姜哲源(ジアン・ジョーユエン)氏によると、後方宙返りは前方宙返りよりも難易度が高い。通常、人間のかかと(後ろ足の接地面)は前足部よりも短いため、後方宙返りを行う際には慣性によって後方に倒れやすくなる。一方、前方宙返りの場合では、前足部の接地面が広く、安定性が高いため、転倒のリスクが低い。このため、後方宙返りの方が若干難易度が高くなる。
ロボットの後方宙返りの安定性を確保するため、チームはハードウェア構造において革新的な設計を行った。具体的には、可能な限り重い関節を腰部に集中させることで、ロボットが宙返りする時に必要な力を最小限に抑えた。また、より強力なモーターと軽量な材料を使用することで、ロボットの瞬発力を向上させた。
後方宙返りは人型ロボットにとっては非常に難易度の高い動きだが、開発チームはわずか3週間でこの特殊なスキルを習得させたという。(提供/人民網日本語版・編集/SC)
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