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16日、韓国・聯合ニュースによると、韓国で失業中、就職準備中、ただ家で休んでいる、といった無職の若者の数が2月に、120万人に達した。写真はソウル。
2025年3月16日、韓国・聯合ニュースによると、韓国で失業中、就職準備中、ただ家で休んでいる、といった無職の若者の数が2月に、120万人に達した。
韓国・統計庁の資料によると、2月の青年(15~29歳)失業者数は26万9000人で、前年同月より2.0%増加した。2月基準の青年失業者数はコロナ禍の21年に41万6000人に達したが、22年は29万5000人まで減り、2023年、2024年と減少を続けていた。今年また増加に転じた。
15~29歳の就業しておらず就業の意思もない「非労働力人口」は420万9000人で、前年より1万5000人増加した。このうち何の活動もしていない、いわゆる「ニート」は50万4000人で、03年の統計開始以来、最大値を更新した。「就業準備中」は43万4000人だった。
15~29歳の経済活動人口のうちの失業者、非労働力人口のうちのニートと就業準備者を合わせると120万7000人になる。前年に比べ7万人以上増加した。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「これが韓国という国の現実だ」「修士課程を卒業して、論文もあって資格も取って語学、ポートフォリオ全てあるのに、今年ぱったり就職口がなくなったよ」「中小企業にでも就職してから転職を考えたら?」「生産職に目を向ければ、仕事は見つかるだろうに」「外国人労働者を全員国に帰らせても、韓国人の若者はそういう仕事をやりたがらないだろう」「仕事はあるのに、若者がえり好みしてるだけでしょ」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)
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