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南省鶴壁市浚県にある大伾山摩崖大仏と石刻の総合的保護修繕プロジェクトが始まりました。
中国中部の河南省鶴壁市浚県にある大伾山摩崖大仏と石刻の総合的保護修繕プロジェクトがこのほど正式に始まりました。今回の修繕では、大仏は完全に密閉された状態で工事が進められ、工期は3年を予定しています。
大伾山摩崖大仏は崖に沿って建てられたもので1700年余りの歴史があり、高さ22.29メートル、一番高い所は山頂に届きます。先行プロジェクトの立案、探査、研究などの準備作業を経て、危険な岩盤の整備や浸水工事が実施され、大伾山の摩崖大仏と石刻の総合的保護修繕プロジェクトが正式に始まりました。
同プロジェクトの責任者である張俊傑氏によりますと、修繕の目的は現状を最大限に維持し、わずかに環境を変化させて保存の安定性を高めることだそうです。
大伾山摩崖大仏と石刻は中国第5次全国重点文化財保護対象となり、大仏の周辺には北魏から明代までの貴重な石刻や碑铭、石窟があることから、奥深い文化的な価値と歴史研究の価値を備えており、中国早期の石刻技術や仏教伝来の研究に貴重な歴史的資料を提供するとみられています。修繕期間中、大仏エリアは工事のため完全に閉鎖されますが、大伾山天寧寺やその他のエリアは通常通り一般公開されます。(提供/CRI)
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