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19日、韓国・イーデイリーによると、韓国の人気海外旅行先ランキングで上位を占めてきた日本の地位が揺らいでいる。写真は韓国・仁川国際空港。
2025年3月19日、韓国・イーデイリーによると、韓国の人気海外旅行先ランキングで上位を占めてきた日本の地位が揺らいでいる。
韓国の旅行会社キョウォンツアーの旅行イージーが発表した5月の連休(1~6日)期間の予約データによると、日本は全体の7.5%を占めて6位にとどまり、例年に比べて人気がやや低下した。
キョウォンツアー関係者は「為替レートの影響で旅行費用が大幅に増加したことが原因」とし、「円の価値上昇の経済的要因は、日本旅行を計画する新規需要の鈍化に影響を及ぼすとみられる」と分析した。
日本旅行の人気が落ちている一方で、東南アジアや中国などの近距離海外旅行先は注目を集めている。
予約1位は全体の21.4%を占めた欧州、2位はベトナム(11.1%)、3位は中国(13.3%)だった。中国はビザなし入国制度が始まった後から、張家界などの景勝地観光の需要が増加した。人気が上昇傾向にあるタイと台湾はそれぞれ4位、5位に入った。
キョウォンツアー関係者は「今年の5月の連休は最長6日間になるため海外旅行需要が高まっている」とし、「予約期間はまだ終了していないため、短距離旅行先を中心に新規予約が続々入ってくるとみられる」と話したという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「為替相場の影響というより、日本のゴールデンウイークと重なって観光地の宿泊料が通常より何割も高くなるからでは?日本を旅行するにはコスパの悪い時期だよ」「日本旅行の人気が落ちたのではなく、日本も大型連休で飛行機代が恐ろしく高いせい」「もともと5月は高くて日本に行けない」などと指摘する声が上がった。
また、「それでも国内旅行は選ばない」「私は行くよ。安くて危険な国に行くくらいなら、高くても日本に行きたい」「それでも韓国よりは安いし、遊べるスポットもたくさんある」との声もあった。
一方で「韓国の内需と地方景気が低迷している。海外旅行はやめて国内の観光地を訪れ、静かに連休を過ごすことをお勧めする」「1カ月前に済州島を旅行したら、現地の店主が厳しい状況だと嘆いていた。愛国のためにも、どうしても必要なとき以外は海外に行かず、なるべく国内で消費して内需を活性化させよう」と呼びかける声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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