中国ファンタジー時代劇「月鱗綺紀」のロケ地で火災事故が発生したと報じられ、安否を心配する声が相次いでいる。

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「月鱗綺紀」はグオ・ジンミン（郭敬明）氏を監督に迎えて、ジュー・ジンイー（鞠婧禕）、チェン・ドゥリン（陳都霊）、ツォン・シュンシー（曾舜晞）、ティエン・ジアルイ（田嘉瑞）ら、今どきの人気スターが出演するファンタジー時代劇。闇組織「無想月」に属する最年少の九尾狐・露蕪衣（ジュー・ジンイー）が大妖怪・小唯を捜し回る過程で思わぬ紛争に巻き込まれていく物語だ。

2024年12月2日にクランクインして以来、静かに撮影が行われてきたが、最近になってティエン・ジアルイが扮（ふん）する龍族・寄霊が空を舞うシーンがネット上に投稿され、「神レベルのビジュアルと立ち回り」と話題が沸騰した。火事のあった20日は夜のたき火シーンの撮影が計画されていたが、火勢の制御が効かず隣の茅舎（ぼうしゃ）に燃え移り全焼させたと、現場にいたファンが明かした。

その後、関係者が「茅舎だけが全焼し、全員無事です」と報告するも、火災事故の映像がネット上に投稿され、SNSでトレンド入りするほど注目を集めた。「周りが茂みになっていて危ないところだった」「幸いけが人が出なくてほっとした」「そろそろクランクアップするので、最後まで無事を祈る」などの心配や祈願の書き込みが相次いだ。（翻訳・編集/RR）