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サーマルカメラを使った雲南省の哀牢山のカンムリテナガザル撮影に成功した。
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雲南省の哀牢山国家級自然保護区鎮沅管理・保護局の職員が6日、ドローンに搭載されたサーマルカメラを使って、中国の国家一級保護動物に指定されているカンムリテナガザルの撮影に初めて成功した。この画期的な成果は、カンムリテナガザルの保護と研究に貴重な資料を提供することになると期待されている。人民網が伝えた。
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世界のカンムリテナガザルの個体数は約1400頭で、哀牢山と無量山がその主な生息地となっている。カンムリテナガザルのモニタリングと研究はさまざまなハードルに直面しているものの、雲南哀牢山国家級自然保護区鎮沅管理・保護局は近年、革新的なモニタリング手段を積極的に模索し、最先端のドローンにサーマルカメラを搭載する技術も採用している。
同局の科学研究・モニタリング科の梁涛(リアン・タオ)科長は、「ドローンにサーマルカメラ・可視光カメラを搭載して追跡を行い、今回撮影したカンムリテナガザルは5頭と確認した。主な活動範囲は150ヘクタール」と説明する。
サーマルカメラが捉えた映像を見ると、カンムリテナガザルは木から木へと軽快に飛び移っており、その独特な習性と姿を見せている。またそのうちの1頭のメスのカンムリテナガザルは、片手で赤ちゃんを抱いて、木から木へと飛び移る様子が捉えられていた。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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