中国の人気俳優レオ・ロー（羅雲熙）が主演を務める時代劇ドラマ「水龍吟」が21日に配信許可を取得したと報じられた。同日の内部試写会では期待以上の反応が寄せられ、プラットフォーム側が夏ドラ競争で「水龍吟」に一発勝負をかけているとも伝えられている。

【その他の写真】

ドラマ「蓮花楼」を生み出した人気作家・藤萍の武侠小説「千劫眉」を実写化する「水龍吟」は2023年12月2日にクランクインし、翌年の4月24日まで撮影が行われた。キービジュアルが解禁された日からレオ・ローが演じる主人公「唐儷辞」のミステリアスな美男子ぶりがたびたび注目を集めたが、シャオ・シュンヤオ（肖順堯）、アオ・ズーイー（敖子逸）、ファン・イールン（方逸倫）に、バオ・シャンオン（包上恩）、チェン・ヤオ（陳瑶）、リン・ユン（林允）ら、系統の違う美男美女も話題を呼んできた。

内部試写会では息をのむほど美しい衣装道具に、さく裂するアクションシーン、江湖武侠・事件捜査・恩讐（おんしゅう）などが入り混じる展開が特に評価され、夏ドラ市場の超ド級作品と意気込みのコメントが続出。好評を受け、当初の芒果TV（マンゴーTV）のほか、咪咕視頻（Migu Video）、移動高清などのプラットフォームや、湖南衛星テレビが配信・放送に順次加わり、影響力拡大に向け全力で取り組んでいるもようだ。

視聴予約数は咪咕視頻では昨年末時点で130万を超え、残りの二つのプラットフォームでも100万を超えたと明かされ、配信が近づくにつれ右肩上がりの上昇が予想されている。

ドラマの朗報続きにネットでは「古装男神＆女神の出演陣だけで、すでに期待値MAX」「レオ・ローの演技とビジュアルが同時に楽しめる注目作」「今年の夏ドラ市場が熱くなりそう」「出演陣とストーリー展開において申し分のない逸品」「夏配信だが、すでにわくわく感が止まらない」などの書き込みが続出した。（翻訳・編集/RR）